最初に

なぜ、運動が必要か?

 

高度に発達した家電製品と交通機能のおかげで日々の身体活動量は低下し、豊かな食と抱き合わせの飽食が慢性化する。今はそんなライフスタイルが定着しつつある時代です。

そんな時代では誰もが、メタボリック・シンドロームなどの生活習慣病と隣り合わせの人生を歩まねばなりません。医療の目覚ましい発展のおかげで日本は世界有数の長寿国となったものの、それはその分長く、疾病と隣り合わせの時間を生き抜かなければならないことをも意味します。実際に、莫大に膨れ上がる医療費は国家の財政を脅かすほどになっています。

そこで運動です。

健康を維持・増進し病気を改善する運動の効果に、この問題の解決を求める期待が高まりつつあります。生活習慣病については先進国の米国では、すでに、運動と健康に関する研究に国家レベルで取り組み始めています。

運動が健康によいことは誰もが経験的に知っています。しかし、「運動はどうやって病気を防ぐからだをつくりあげるのか?」という問には、残念ながら現時点ではまだ誰も明確には答えられません。


人間の体は常に動いています。寝ているときも呼吸をし、心臓を動かします。汗を出して体温を一定に保ちます。人が無意識にくり返している生命活動を「基礎代謝」といいます。

「基礎代謝」が低い人は、病気にかかりやすくなります。「基礎代謝」は年をとると不活発になります。若者と老人を比べると、老人のほうが疲れやすく病気にかかりやすいです。若者よりも老人のほうが「基礎代謝」が低く、免疫力(ウイルスと戦う力)が低いからです。「基礎代謝」を上げるためには、筋肉を鍛えます。筋力がつくと、体内にたまった余分な脂肪を燃やしやすくします。また、体が病気やウイルスに強くなります。適度な運動が大切なんです。

本格的な筋肉作りはスポーツの世界で 活躍する人間にしか求められていません。普段日常で健康的にすごす程度の運動は、今身の回りにあるものなどで十分足りるのです。

スポーツの世界で活躍している人たちの運動は、もはやトレーニングであって一般人にとっては逆に運動しすぎという逆効果になりえます。あくまで健康の手助けに運動を行うということを忘れないで下さい。何事にも適度というものがありますのでそこまで求めることはないのです。

そもそもなぜ運動が体にいいかというと、運動する事によって新しい酸素が体に取り入れられ、血液の状態を良くしてくれる、または良い状態を維持できる体にしてくれるからです。

その詳細は「有酸素運動」です。実は血液の中にも脂肪分が流れているのです。その血液中の脂肪濃度が濃いまま体内に吸収されると、人は体に脂肪が付いて、そのことが重なることによって肥満になってしまいます。

有酸素運動は、ゆっくりと深く多くの酸素を取り込むことでより多くの脂肪を燃やすことができるため、肥満になりにくく、綺麗な血液を維持できる体を作ることができます。

ならどのような運動をすればいいのでしょうか?オススメなのが一番道具要らずではじめられるウォーキングです。有酸素運動というのは脈拍が一分間に大体110~120を超えると効果がありません。そんな激しい運動で無くて良いのです。

そしてよく30分くらい続けてやらなければ効果が無いといいますがそんなことはありません。もちろん続けて行うことは効果を上げる結果を生みますが、大切なのは続けることにより脂肪の付きにくい健康な体作りをすることです。

なのにいきなり無理に行っては長続きしないものです。一回を10分で3回に分けて行うという方法でも良いのです。10分くらいならちょっとだけ時間を取って出来たりとそんな難しいものではないですよね?

最初は行うことを習慣付ける事です。それから徐々になれてきたらウォーキング時間を伸ばしたり週3回を4回にしたりなど徐々に付け加えていけばいいわけです。大切なのは毎日に習慣付ける事です。

その事により運動を行う前より健康的な体に変化する事ができるからです。継続は力なり!


※ 肩こりや腰痛を解消するためには、ストレッチ体操が適しています。痛みの原因になっている固まった筋肉を伸ばす効果があります。

長い時間同じ姿勢でいることも肩こりや腰痛になります。1時間以上同じ姿勢が続いたら休憩してストレッチをします。ストレッチにはリラックス効果やストレス解消効果もあります。

腰痛の場合には腰の病気(椎間板ヘルニアなど)に原因があることもあります。腰痛が起きたら専門医に相談したほうがよいでしょう。

ストレッチ

ストレッチstretching)とは、体を良好な状態にする為に筋肉を伸ばすことをいいます。

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め可動域を広がる、血流改善、神経機能の向上、筋萎縮の抑制などの効果があります。

 

例えば、筋肉の柔軟性の不足した状態で競技スポーツを行うと捻挫や肉離れを起こしやすく危険であるが、ストレッチにより柔軟性を改善すれば怪我をしにくくなったり、同一姿勢をとり続けるなど、筋肉を動かさない状態が続くとその筋肉の柔軟性が失われるが、ストレッチにより回復することができるなどの効果があります。

 

ストレッチをする時の注意


無理をしない

無理に筋肉をのばそうとすると筋肉や腱を痛める恐れがあります。柔軟性には個人差や男女の差があります。自分に合ったことを継続し、毎日続けることが重要です。


温まった状態で行う

筋肉は温度によって柔軟性が異なります。冷えた状態では硬く、適度に温まった状態のほうが柔らかいので筋肉が適度に温まった状態でストレッチを行うことが好ましいです。例えば、前もって軽い運動をした後や、入浴後にストレッチを日常的に行うようにしましょう。


リラックスして行う

精神的な緊張や、呼吸を止めると筋肉が緊張すします。ストレッチを行うときはリラックスして呼吸を続けるようにしてください。


怪我をしたときは行わない

例えば捻挫をしたとき、骨折したときは損傷した筋や神経等の組織の炎症を広げる可能性が高いため、当該部位のストレッチを避けて下さい。